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一人ツーリングのすすめ

はじめてのソロツーリング

バイクの楽しみツーリングですが、見知らぬ遠方に出かけるとなるといろいろと心配なことがあります。

途中で故障をしたらどうしようとか、休憩場所はどうしようとか、道に迷ったらどうしようとか、考えたらきりがありません。

確かに免許をとって間もないくらいの時期にはそもそも経験値がほとんどありませんから、急に何かトラブルが起きた時に何をどうしていいかさっぱりわからずパニックになってしまいそうです。

ですがある程度バイクに慣れてちょっとしたトラブルなら最初にどうすればいいかがわかってきたなら、やっぱり一度はでかけてみたいのがソロツーリングです。

大勢のグループで行くツーリングも確かに楽しいのですが、やはり大勢が一緒に行動するとなると行き先やスピードを自分勝手に決めるわけにはいきません。

バイクの楽しみというのは目的地を決めた走行をしつつも、途中気になったところに自由に寄り道ができるということです。

そんな一人の気ままさを味わうことができるソロツーリングはやはり将来的には自由にできるようになりたいところです。

はじめてのソロツーリングには不安も多いものですが、あらかじめしっかりと準備を整えておき、何かあったときの対策をしっかりと考えておけば大抵のことはなんとかなります。

そのためには先輩ライダーさんの体験談が大いに活用できます。

ソロツーリングのための準備

一人でも大勢でも、遠方にツーリングするときにはしっかりと準備をしていかなくてはいけません。

故障や事故などトラブルはそうそう滅多には起こらないことですが、万が一にも起こった場合にも対応策は考えておかなくてはいけません。

トラブルとまではいかなくても、突然天候が変わって大雨にみまわれたり、予定していた道で事故や工事があってコース通りに進めなくなったりということはごく当たり前に起こります。

そんなときに慌てないように、まずはしっかりと持ち物を揃えておくことが大事です。

まず気候対策としてレインウエアーを積んでおくのはもちろんのこと、ちょっとした故障にも対応できる携帯用工具も一緒にそろえておきます。

服装に関しても冷えたり暑すぎないように、脱ぎ着しやすい服装を選んで着ていくようにします。

道に迷ったときのためにも、バイク用のカーナビを付けておくかスマホアプリでルート検索がすぐにできるようにしておきます。

ただ山道などにはまだ携帯が全く通じなくなるところもあるので、いざというときのために紙の地図と磁石も持っていくと便利です。

それと何よりも何かあったら自分で対応するのだという強い心構えを前日から持っておくことが何よりも大切な準備になります。

準備をすればあとは楽しむだけ

トラブルが怖いということはありますが、ソロツーリングの場合にはむしろそうした不測の事態も楽しんでいこうという前向きさも大事になってきます。

そのときには大変な思いをしても、あとになってみれば良い経験になったということもよくあるので、何かあってもへこまずそこからどうするかということも旅の一部として楽しむのがよい方法と言えます。

しっかり準備をしておけばなんだかんだで乗り切れますので、あとはただ目的地に向かうだけでなく気になるお店にふらりと入ってみたり、休憩施設で出会う他のライダーさんと交流を持ってみたりといろいろな楽しみ方ができます。