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芽にとまる蝶

女性ライダーのバイクのきっかけ

どうして女性ライダーが増えているのか

バイク人口が徐々に減少傾向にある中にあって、若い女性ライダーは静かに増えてきています。

私も10代とはいきませんが(^_^;)、若い女性ライダーという部類に入れてもらってもよいのではないかと思います。

私自身の話で言えば、バイクに乗りたいと思ったきっかけは友人たちからの勧めで、そこに見せてもらったバイク好きの芸能人の話を聞いたことで一気にバイク熱は高まりました。

ほかの趣味もそんなものかもしれませんが、最初から突然気持ちが高まるというよりも最初の頃はそんなに興味がなかったものがふとしたきっかけで一気に興味が湧いてそこから大ハマリしていくというような感じです。

ただ最初はそんなに興味がなかったとしてやっぱり心の中には漠然とした憧れのようなものがあって、それが「自分にもできるかも?」という気持ちにつながったときに実際の行動力になっていくようにも思います。

ですので、今の時点でバイクに対してよいイメージを持っている女性ならばいつでも突然にバイクに目覚める可能性があるわけですね。

周囲の男性からの影響も大きい

それと女性ライダー増加の影には、身近な男性が一緒に趣味として楽しんでくれるようになったというような意識の変化もあるように思います。

私は同じ女性からのすすめでバイクに興味を持ちましたが、友人の友人などの話を集めてみるともともとは父親がかなりバイク好きな人であったり、付き合っていた彼氏がよくバイクで出かけていたというようなこともよくあります。

男性の方も「バイクは男の世界、男のロマンだ!」といったへんな先入観がなくなって、親しい女性と一緒に走る楽しさを感じてくれるようになったということかもしれません。

個人的な感想をいうと、いくら女性ライダーが増えてきたとはいえやはりバイク人口全体で見れば女性の方の割合はまだまだ少ないですから、旅先で出会った男性ライダーさんから優しくしてもらえることもよくあり、いい人たちだったなーとよい印象を持ってお別れすることもできたりします。

バイクが大流行していた頃には暴走族など迷惑な存在もいましたが、ブームがなくなったことでそうした人たちも少なくなって本当にバイクが好きな人達が残ったというのが今の状況なんでしょうね。

女性ならではの悩みも

女性ライダーということでちょっと愚痴のようなことを言わせてもらえば、やはり一番の悩みになっているのが女性向けのバイク施設がまだまだ少ないということですね。

特に北海道などの広いツーリングの名所に行くと感じるのですが、ライダーハウスなどの休憩施設は男性のみが使用するよう作られているところもまだまだ多く、女性一人では入りづらいということもよくあります。

かなりのベテラン女性ライダーさんになるとそんなことも気にせずどんどん施設を利用しているようですが、私のような小心者にとっては休憩したいけれどもちょっと入りづらいなと思うこともよくあります。

これからも女性ライダーが増加していくとしたら、もっと女性も入りやすい施設もできてくれるかなとほのかな期待をしていたりします。