夏と冬が困る
バイクに乗るときの服装の悩み
バイクに乗車するときには必ず備えておかなければいけない装備がいくつかあります。
まず大切な頭部を守るヘルメットと手を守るグローブ、それに転んだときに体を守れるプロテクター入りのジャケットやひざあて、肘当てといったようなものです。
実際に公道を走るときにはヘルメットは必須となっていますが、グローブやプロテクターについては絶対というわけではありません。
仮に白バイなどと遭遇したとしても、ヘルメットを着用していなければ取り締まりを受けますが、グローブやプロテクターについては即点数がつけられることはありません。
ですが安全面や実用面から、バイクに乗るときには必ず手袋をしているという人もかなりの割合になっています。
しかしながら道路を走る時には常に快適な温度というわけではなく、暑すぎたり寒すぎたりということがあります。
夏の暑い時期には手袋をして走るのはかなりしんどいところですし、冬場には普通のグローブでは寒すぎと感じられたりします。
ルーズな格好は危険
それでも安全面を重視して私などはどんなに暑くてもバイクに乗る時にはヘルメットとともにグローブと長袖を着用するように気をつけています。
ところが夏の公道では半袖に短パン、ひどいときにはサンダルでスクーターを運転している人を見かけたりします。
楽そうだなと思う反面で、もしちょっとつまずいたりして転んだら大怪我になるんだろうなと他人事ながら背筋が冷たくなります。
逆に冬場の服装にも苦労をするところで、普通のオールシーズン用のグローブやブーツでは寒すぎて運転もままならないということがあります。
体についてはフリースやニットで厳重装備にできるのですが、手足の末端部分については専用の防寒具を使わないと寒すぎて動きもとれなくなってしまいます。
